私が先に目が覚めた日は、
いつも軽い自己嫌悪に陥ることをあなたは知らない。






無防備に晒された美しい素顔。



眠る人のあえかなる吐息。



目に眩しいほどに太陽の光に晒された翼の痕、

寝返りを打つたびに揺れる肩の曲線。



シーツの波を漂う乱れた金糸。



素肌を覆う衣擦れの音。

衣の裾から覗くすらりと伸びた足。




薄く開かれた唇から紡がれる言葉に
期待してしまう浅はかな己。





このまま貪るようにあなたの寝顔を見ていたいけれど、
早く目を覚まして欲しいとも思ってしまう……

………我が儘な己の心。



あなたは知らないでしょう?